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ひな祭りのお吸い物に国産ハマグリが大人気!

      2016/01/30

ひな祭りのお祝いに出てくる代表的な食べ物と言えば、
ハマグリのお吸い物ですよね♪
ハマグリは貝殻が対になっていることから、仲の良い夫婦を表し良縁を意味する縁起物なのです。

さて、ひな祭りには必須なハマグリですが、
特にひな祭りの時期になると大人気なハマグリがあるそうです。

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人気急上昇の国産ハマグリ

ご存知の方も多いと思いますが、
市場に出ているアサリやハマグリは、ほとんどが中国産です。

hamaguri

国産のハマグリもちゃんと流通していますが
漁獲量が少なく高価なために主に高級料亭で使われています。
スーパーなどで見かけることは少ないのが現状です。

しかし近年、食の安全を考える人が多くなり
「ひな祭り」には安全な国産ハマグリを使いたいと思う人が急増しているらしいです。

国産ハマグリの名産地は?

日本でハマグリが獲れる産地として有名なのが、三重県の桑名です。
桑名は、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川の3つの川の総称)の河口部に位置しており、
ここで獲れるハマグリは「桑名のハマグリ」と言われ、殻が大きく美しく身は肉厚で柔らかく上品な味わいだと食通も唸るほどです。
江戸時代では、徳川家の歴代将軍に献上するほどのブランドハマグリでもあります。

ここのサイトで購入できるのでリンクを貼っておきます。
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国産ハマグリと中国産との違いは?

まず違うのは「値段」です。
中国産ハマグリの値段は1キロあたり1,500円程度に対して
国産になると1キロあたり3,000~4,000円前後とかなり高価です。
(※産地によって開きがあります)
これは国産ハマグリの漁獲量が非常に少ないことや資源確保のために
人力を使っているためです。

そして、貝殻の見た目も違います。
国産ハマグリが白っぽい感じに対して、中国産は黒っぽい色をしています。
プロが見ればすぐに見分けられますが、一般人では分かりにくいとのことです。
なので、悪徳業者は、中国産を国産と偽装したり、国産の中に中国産を混ぜたりして
販売することもあるそうです。

中国産ハマグリは安全?

ある雑誌で中国産ハマグリのことが記事になっており、
中国で獲れるハマグリから除草剤として使われる「プロメトリン」が検出されていることや
中国産ハマグリには、A型肝炎ウィルス汚染の危険性があると指摘していました。

これが事実であった場合、子供には中国産を食べさせたくないですよね。

国産ハマグリは中国産に比べれば、値段はお高めですが、
良質で安全な国産ハマグリでお祝いするご家庭が増えてます。

年に一度の楽しいひな祭り。
食べた後の地物ハマグリで「貝合わせ」遊びをするのも食育になりそうです。
(※平安時代ではハマグリで「貝合わせ」といった今で言うトランプの「神経衰弱」的なゲームで遊んでいました)

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