ひな祭りのおすすめ絵本シーンで選ぶ６作品

2016/02/01

桃の節句のひな祭り。
女の子の幸せを願う日本の伝統的な風習です。
そんな風習をお子さんに優しく伝えることができるのが、
ひな祭りの絵本です。

ひな祭りに関する絵本といっても、
見てるだけで楽しいものから
由来が分かったりストーリーがしっかりしてるものまで
絵本の内容は様々です。
今のお子さんが楽しめるベストな絵本を選んで
親子一緒にほっこりタイムを過ごして下さいね！

ひな祭りのおすすめ絵本はコレ！

ひな祭りに関する絵本はたくさん出版されていて、どれが良いのか分かりにくいですよね。
うちの子供にはどんな絵本が良いのか、いざ選ぶとなれば悩んじゃいます。
そこで、シーン別におすすめ6作品をご紹介していますので
ぜひ参考にして下さいね！
（おすすめ度は、アマゾンのレビュー☆を参考にしています）

絵が可愛い！見てるだけで楽しくなるひな祭り絵本

とにかく絵が可愛いから言葉が分からない小さなお子さんでも楽しめちゃいます。パラパラめくって絵本の楽しさを分かってもらうだけでも良いと思います。絵本デビューにも最適ですよ。

ぼくやってみるよ

ぼくやってみるよ (くりのきえんのおともだち (4))

おすすめ度：☆５
（著者）寺村輝夫　（絵）いもとようこ
（内容）
ふんわりとした可愛いイラストで有名な「いもとようこ」さんが挿絵を描いています。どの場面もあったかくて優しい絵が飛び込んできます。
お雛様役の女の子からお内裏様役に指名されたおさるの「もんち」くんは、恥ずかしくなって逃げ出すというストーリー。ひな祭りのお話では珍しく男の子が主役になる作品です。

ひな祭り絵本の定番中の定番

まずはこの１冊という方におすすめの絵本です。少し長めのお話なので絵本デビューしたお子さんよりもしっかりお話が聞ける又は自分で読める子供さん向けです。

もりのひなまつり

もりのひなまつり (こどものとも傑作集)

おすすめ度：☆4.4
（著者）こいで　やすこ
（内容）
お雛様たちは、森の野ねずみたちに招待されて「もりのひな祭り」に参加します。
森の動物たちと歌ったり踊ったりと楽しい時間を過ごしたお雛様たちは
帰る途中で雪が降り始め、顔が汚れてしまいます。
そのことがショックで泣いてしまうお雛様ですが、
ねずみばあちゃんの活躍により一件落着するというストーリです。

なるほど！ひな祭りの由来が分かる絵本

ひな祭りってどうしてするの？と娘からの素朴な疑問。そんな疑問を分かりやすく絵本で説明しています。
言葉だけで説明するよりも絵があった方が理解が早いと思います。

ひなまつりにおひなさまをかざるわけ

ひなまつりにおひなさまをかざるわけ (行事の由来えほん)

おすすめ度：☆４
（著者）瀬尾七重　（絵）岡本順
（内容）
ひな祭りの由来となっている「流し雛」（人形に病気や災いを移し川に流すことで、その年の無事を願う）を通して、
病気の妹を懸命に看病する兄弟愛や、木の人形に病気を治して欲しいと願いを込める切実な思いが描かれている作品です。

内容がほっこり！読むと優しい気持ちになるひな祭り絵本

毎日の生活に疲れてしまった時、何気なく読んだ絵本が心に優しく響いたことはないでしょうか？優しい絵とストーリーで心が和む１冊です。

のはらのひなまつり―桃の節句

のはらのひなまつり―桃の節句 (えほん・こどもの四季)

おすすめ度：☆4.5
（著者）神沢利子（絵）岩村和朗
（内容）
色紙で作った雛人形が風で飛ばされ追いかけていくうちに、たんぽぽ野原にたどり着くことに。
そして、そこに集まる動物たちとひな祭りに参加することになり、人と動物たちが楽しくお祝いをするほのぼのストーリーです。
また動物たちが作った「たんぽぽびな」の作り方が掲載されているので実際に作ってみるのも楽しいと思います。

お子さんと一緒に大人も楽しめるひな祭り絵本

絵本というには内容がしっかりしていて、大人が読んでも考えさせられる絵本です。この絵本を読んだ後で、子供の感想と親の感想をお互いに話してみるのも良いかもしれません。

三月ひなのつき

三月ひなのつき (福音館創作童話シリーズ)

おすすめ度：☆4.3
（著者）石井桃子　（絵）朝倉摂
（内容）
ひな祭りに雛人形を買って欲しいがそれを言えない娘の気持ちと
既製品では満足できず心のこもったものを贈りたいと考える母親の気持ちがじんわり心に染み込んできます。
そして、娘は少しずつ母の気持ちを理解し、親と子の心がつながっていく様が描かれています。